看護師の職場での不満

どんな職業でも働いていると職場に不満を感じることがある。
特に看護師は人材不足であるため一人一人の負担が大きく、仕事の忙しさに不満を感じることが多いようだ。
1人の看護師が担当する患者の数が多く、勤務時間以内に仕事を終えられないこともある。
残業が多いと結婚していたり子供がいたりする看護師は、仕事と家庭のバランスがとり辛く不満がたまっていく。
また、人材不足であると休みも取りにくく、有休を消化できないこともある。
しっかり休みが取れないと気分をリフレッシュできず、職場への不満もたまる一方である。
職場を選ぶ際には、給料や福利厚生などの面だけでなく、残業が少ないのか、休みがしっかりとれるかなども確認する必要がある。
看護師が抱えやすい職場の不満としては、正当に評価されないこともあげられる。
頑張っても昇進できなかったり、給料が上がらなかったりすることで不満を抱えている看護師が多く、離職率の高さにもつながっている。
病院の中には評価制度を導入しているところもあり、行動評価・役割評価・能力評価という3つのポイントで評価される。
正当に評価されていない看護師は、年功序列制ではなく評価制度を導入している病院を選ぶのが良いだろう。
そのほかに看護師が抱えやすい職場の不満は、人間関係である。
特に、古株の看護師との折り合いが悪いと、不満を感じやすいようである。
ただ、総合的に見ると看護師も一般企業も職場で抱える悩みの種類は同じである。